DISCOGRAPHY

26th ALBUMThe Best of Shogo Hamada vol.1

SECL-501 2006/08/09 released
Blu-spec CD:SECL-20011 2009/09/02 released



『The History of Shogo Hamada』を作るときにかなり悩んで、年代順に代表曲と思われるものを並べる、そして一切サウンドに手をつけないというコンセプトのもとで作りました。そのおかげで、逆にこの『The Best of~』は、最初からすごくはっきりとしたコンセプトのものが作れた。自分がソングライターとして優れていると思える楽曲、そしてライブをやってきてオーディエンスが好んでくれていると感じる楽曲を選びました。
 歌の主人公が少年から青年になる時期の曲が"vol.2"、歌の主人公が大人になってからの歌が"vol.1"という感じ。アルバムで言えば『J.BOY』までが"vol.2"で、『FATHER'S SON』以降が"vol.1"になるのかな。作り方としては、全くゼロから作るリメイクものもあれば、"フィックス"して、手を加えてリミックスするもの、そしてそのままマスタリングだけするもの、という3つにまず分けて。
 "vol.1"はほとんど手を加えていないけど、たとえば『DARKNESS IN THE HEART』は、オリジナルは80年代後半でデジタルテープになった時代で、それをプロトゥールスに取り込んでベースをシークエンスさせました。あとはドラムのスネアやキックの音を足してよりビートの強い音にして、カッティングしているエレキギターを長田進くんに弾いてもらったりもした。
 『日はまた昇る』は'98年に作ってからステージで何度も歌ってきているので、今のほうがいいものが歌えると思って、ボーカルを全部録り直した。サンプリングだったストリングスもフルオーケストラで入れてミックスし直して、全く音像が変わりましたね。深い音になったと思う。
 『光と影の季節』については、オリジナルとは違う方向のミックスをしました。『My First Love』ではビートを前面に出しているんだけど、実はこの曲のアンサンブルはすごく繊細に作ってあった。今回は、コーラスもバッキングボーカルもエレキギターのいろんなフレーズも聞こえる、そういうポップな感じに作りました。
 『My First Love』からの曲は、オリジナルアルバムが出たばかりだったので入れるかどうか迷いましたが、いずれ月日が経ったときに『The Best of~』の中に入っていてほしいなあと思ったので入れた。『The History of~』がこれまでの浜田省吾の代表曲であるとするなら、『The Best of~』はこれからの浜田省吾のスタンダード曲になってほしい歌を丁寧に作り直したアルバムですね。

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